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第35話 『戦闘神の影』 勝利条件 ソレイユのHPを10%以下にする 敗北条件 8ターン目を迎える ソレイユを撃墜する 味方戦艦の撃墜 SRポイント獲得条件 7ターン以内に敵を全滅させてから勝利条件を満たす。 難易度 難易度 EASY NORMAL HARD SRポイント ステージデータ 初期味方 ミネルバ、アーガマ、スモー(ゴールドタイプ)、7小隊 初期敵 ソレイユ、アルマイヤー、スモー、ウォドム、ウァッド 味方増援(MAP南西) スエッソンと交戦後:フリーダム(NPC) 敵増援1(MAP西) 敵を一定数撃墜or?ターン後:マヒロー 敵増援2(MAP南) スエッソンと交戦後:メッサーラ、ギャプラン、アッシマー、ザザムザー、ゲルズゲー~~ウィンダム 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 ソレイユ フィル 42 29500 8(3) 16000 40 1 ----------- Iフィールド スモー(シルバータイプ) ポゥ 41 12750 5(5) 2400 16 1 アポジモーター Iフィールド~~EN回復(小) アルマイヤー DC艦長 39 22500 7(2) 8800 32 H2 ----------- Iフィールド スモー(シルバータイプ) DC兵 39 8750 5(5) 2400 16 H8 ----------- Iフィールド~~EN回復(小) ウォドム DC兵 39 8550 7(3) 1800 16 H4 ----------- HP回復(小) ウァッド DC兵 39 4950 4(4) 1300 12 H8 ----------- ---- 増援1 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 マヒロー スエッソン 42 17150 6(5) 5600 24 1 ナノマシンユニット ---- マヒロー ギンガナム兵 39 7950 6(5) 3200 18 H14 ----------- ---- 増援2 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 メッサーラ サラ 41 8950 7(4) 3000 18 1 スーパーリペアキット ---- ザムザザー 連邦軍兵 39 10250 6(3) 3800 24 H1 ----------- 陽電子リフレクター ゲルズゲー 連邦軍兵 39 9550 6(-) 3600 22 H2 ----------- 陽電子リフレクター アッシマー ティターンズ 39 7550 6(5) 1800 16 H6 ----------- ---- ギャプラン ティターンズ 39 7350 7(4) 1800 16 H2 ----------- ---- ウィンダム 連邦軍兵 39 6150 7(5) 1500 16 H6 ----------- ---- 敵撤退情報 ソレイユはHP10%以下で撤退 攻略アドバイス DCはハリーを狙ってくる。敵もB兵器が主体なのでまず落ちることは無いが、スモーやアルマイヤーに対してはハリーも同様なので、あまり突っ込ませない方がよい。 敵を一定数撃墜するか、?ターンが経過すると敵増援1(スエッソン)が登場。 スエッソン機と交戦するか?ターンが経過すると敵増援2(ティターンズ)と味方増援(キラ)が登場。 このマップのキラは中立ではなく完全な味方NPC。 キラには常にてかげんが掛かっているのでソレイユを撃墜してゲームオーバーになる事は無いが、 SRポイント取得前にキラが勝利条件を満たしてしまう場合があるため、ソレイユのHPの削り過ぎには常に気を配る必要がある。 第35話『偽りの女王、仮面の姫』 第36話『慟哭の星空』
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技能一覧 先天技能(PPで養成不可能な技能) 名称 効果 ニュータイプ 命中率・回避率が上昇する。特定の武器の射程が延びる。~~レベルが高いほど効果が高い。 ニュータイプ(X) 命中率・回避率が上昇する。特定の武器の射程が延びる。~~レベルが高いほど効果が高い。 強化人間 ?? カテゴリーF 命中率・回避率・クリティカル率が上昇する。~~レベルが高いほど効果が高い。 人工ニュータイプ 命中率・回避率が上昇する。特定の武器の射程が延びる。~~レベルが高いほど効果が高い。 エクステンデッド 命中率・回避率・クリティカル率が上昇する。~~レベルが高いほど効果が高い。 オーバーセンス 命中率・回避率・フォトンマットの効果・特定の武器の攻撃力を上昇させる。~~レベルが高いほど効果が高い。 リフテクニック 命中率・クリティカル率が上昇し、特定の確率で機体を完全回避させる。~~レベルが高いほど効果が高い。 超能力 命中率・回避率が上昇する。~~レベルが高いほど効果が高い。 ゲーマー 気力130以上で技量が+10される。 ゲームチャンプ 気力130以上で技量が+30される。 強運 獲得資金+20% SEED 気力130以上で攻撃力1.1倍。~~最終命中・回避・クリティカル率+20% 天才 命中・回避・クリティカル率+20% SP回復 精神ポイントが毎ターン10ポイント回復する。 ネゴシエーター 交戦した機体の気力-2。~~この能力を持つものがマップ上にいると、修理費精算時の必要資金が0になる。 指揮 周辺味方ユニットの最終命中・回避率が上昇する。 2回行動 自軍フェイズで二回行動することが可能。~~※敵のみ。 ?? 後天技能(PPで養成可能な技能) 名称 効果 必要PP 底力 HPに応じて命中・回避・クリティカル・防御力が上昇する。 br;レベルが高いほど効果が高い 100 SPアップ 最大精神ポイントがスキルレベル毎に5ポイント上昇する。 100 ブロッキング 機体が「盾」装備の場合、「シールド防御」を、 br;機体が「剣」装備の場合、「切り払い」を発動させる。 br;発動確率は相手との技量差で決定する。 300 カウンター 反撃時に攻撃側の相手ユニットより先に攻撃をしかける。 br;発動確率はスキルレベルと相手との技量差で決定する。 100 援護攻撃 隣接小隊の小隊長の援護攻撃に入る。 br;1ターンにスキルレベルと同じ回数、発動可能。 br;(※ダメージは通常の75%になる) 500 援護防御 同小隊のユニット、または隣接する戦艦の援護防御に入る。 br;1ターンにスキルレベルと同じ回数、発動可能。 500 支援攻撃 小隊員として小隊攻撃に参加した場合、 br;敵に与えるダメージが+20%される 1000 連携攻撃 援護攻撃・再攻撃による攻撃が確実にクリティカルになる。 1000 集束攻撃 ALL武器使用時、相手小隊内の機体数が2機の時は-20%、 br;3機の時は-40%となる与ダメージを、それぞれ-5%と-25%にする。 1000 再攻撃 相手より技量が20以上ある場合、 br;相手の反撃の後、自分に対して援護攻撃を行う 1200 修理技能 修理による回復量が通常の1.5倍になる。 500 補給技能 移動後に「補給」が出来る。 700 ヒット&アウェイ 移動せずに攻撃した場合、攻撃後、移動することが出来る。 1200 精神耐性 P系の特殊効果を無効化する。 400 闘争心 出撃時に気力+5 400 戦意高揚 出撃2ターン目から毎ターン気力+3 700 気力+(命中) 敵に攻撃を命中させると本来の気力の増減に加えて気力+1 350 気力+(回避) 敵の攻撃を回避すると本来の気力の増減に加えて気力+1 350 気力+(ダメージ) 敵からダメージを受けると本来の気力の増減に加えて気力+2 350 気力+(撃破) 味方の誰かが敵機を撃墜すると本来の気力の増減に加えて気力+1 br;(ハードの場合、敵小隊を壊滅させた場合になる) 350 見切り 気力130以上で最終命中・回避・クリティカル率が+10%される。 700 ガード 気力130以上で相手の攻撃で受ける最終ダメージが80%となる。 700 Eセーブ 武器の消費ENが通常の80%になる。 800 Bセーブ 武器の弾数が1.5倍になる。(小数点以下は切り捨て) 800 気力限界突破 気力上昇の上限が170になる。 500 サイズ差補正無視 サイズ差補正による与えるダメージの減少を無視する。 800 技能詳細 援護攻撃 効果:隣接小隊の小隊長の援護攻撃に入る。(※ダメージは通常の75%になる)威力こそ低下するが、1ターンあたりの手数が増やせる重要なダメージソースとなる技能。 br;本作でも変わらず最重要技能の一つ。 特に相性がよいキャラ特機系パイロット全般、ゲイナー、ガロード、カミーユ、シン 攻撃力が上昇する隊長効果を持つサラ、麗華 Bセーブ 効果:武器の弾数が1.5倍になる。(小数点以下は切り捨て)よって、主力武器が弾数制の機体のパイロットに養成するのが妥当。 特に相性がよいキャラジロン(ギャリア)、桂、ゲイン、アムロ(νガンダム)、艦長全般
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第17話 『地獄のエキデン』 勝利条件 ゴレームの撃墜 敗北条件 ゲインの撃墜 味方増援、敵増援出現後 味方戦艦の撃墜 SRポイント獲得条件 ???? 味方増援、敵増援出現後 ビッグ・オー登場から4ターン以内に勝利条件を満たす 難易度 難易度 EASY NORMAL HARD SRポイント 0~4 5~ ステージデータ 初期味方 ガチコ(ゲイン)、アイアン・ギアー(エルチ)、キング・ビアル(兵左衛門)、グローマ(シャイア) 初期敵 ゴレーム(アスハム) 味方増援 ビッグ・オー(ロジャー)、パンサー(サラ)、ドーべック(アデット)、選択6小隊 敵増援 ゴレーム(アスハム)、アンダーゴレーム(ザッキ)、ドーベックx3(ケジナン、エンゲ、ジャポリ)、アンダーゴレームx5、ドゴッゾx12、ダブルオール(ホーラ)、ガラバゴス(ゲラバ)、ガバメント、プロメウス、カプリコx2、ダッガーx2、トラッド11x2 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数E N H 撃破アイテム 備考 ゴレーム アスハム 25 9150 7(4) 5300 22 1 フォトンマット 増援 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数E N H 撃破アイテム 備考 ゴレーム アスハム 25 18350 7(4) 6300 28 1 バリアフィールド フォトンマット アンダーゴレーム ザッキ 24 8050 5(4) 3800 20 1 アポジモーター フォトンマット ドーベック ケジナン 23 7250 6(2) 1600 14 1 リペアキット ドーベック エンゲ 23 7250 6(2) 1600 14 1 カートリッジ ドーベック ジャポリ 23 7250 6(2) 1600 14 1 プロペラントタンク アンダーゴレーム SL兵 21 5950 5(4) 3600 18 5 フォトンマット ドゴッゾ シベ鉄隊員 21 4250 6(2) 1200 10 12 ダブルオール ホーラ 23 19800 7(-) 5400 22 1 防塵装置 ガラバゴス ゲラバ 23 14900 6(4) 7200 24 1 ガバメント ブレーカー 21 8100 5(4) 2000 18 1 プロメウス ブレーカー 21 7200 5(4) 1800 16 1 カプリコ ブレーカー 21 6500 5(3) 1700 14 2 ダッガー ブレーカー 21 6200 5(4) 1600 12 2 トラッド11 ブレーカー 21 4400 4(4) 1400 10 2 敵撤退情報 ゴレーム(アスハム)撃破で全機撤退 イベント 最初はゲインとアスハムの一騎打ち。勝利すると味方増援、敵増援が出現。 攻略アドバイス インターミッションのイベントにおけるチーム分けで合計撃墜数の多かったチームのメンバーにPP+50のボーナス。 最初の一騎打ちに勝てばゲインの精神ポイントと弾薬は回復する。惜しみなく使って勝とう。 敵の全滅とSRポイント取得を両立しようとすると、アスハムの気力が上がってゴレームが鬼のように硬くなる。ビッグ・オーやトライチャージ武器を活用すること。 クリア後入手物資 強化パーツ --- アイテム --- 機体 --- 資金 --- BS --- 第16話『特異点』 第18話『さらば、我が友よ』
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キングゲイナー系 味方パイロットデータ ゲイナー・サンガ ゲイン・ビジョウ サラ・コダマ ヒューズ・ガウリ ベロー・コリッシュ アデット・キスラー ヤッサバ ・ジン シンシア・レーン ケジナン・ダッド エンゲ・ガム ジャボリ・マリエーラ アスハム・ブーン ゲイナー・サンガ パーソナルデータ 性別 男 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 回避率+10% 地形適応 空 陸 海 宇 A A B B 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス 1 - - - - 45 52 58 63 ゲーマー 1 - - - - - - - - ブロッキング 1 - - - - - - - - 精神コマンド 集中 気合 直感 魂 勇気 消費SP 15 40 20 55 65 習得Lv -- -- -- -- 55 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv30 167 156 196 115 235 233 53 Lv99 - - - - - - - 備考特殊能力であるゲーマーはランドルートで特訓イベント後、撃墜数100を超えるとゲームチャンプ(気力130以上で技量+30)に変更される。 特訓イベントがあるルートを通っていない場合でも34話以降に撃墜数100にすればOK。 セツコルートでは41話で合流後に撃墜数100にすればOK。 キングゲイナー系ほぼ全員に言える事だが、パイロットの宇宙適応が低い。しかし、宇宙MAPが少ない今作では、わざわざPPをふって宇宙適応を上げるより、スラスターモジュールでS+B=Aにしてその場を凌いだ方が賢明。 周回プレイを重ねてPPに余裕ができていれば別だが。 ゲイン・ビジョウ パーソナルデータ 性別 男 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1 地形適応 空 陸 海 宇 A A B B 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス 1 - 38 - - 54 60 - - ヒット&アウェイ 1 - - - - - - - - 援護攻撃 1 - - - - - - - - 精神コマンド 直感 狙撃 集中 熱血 直撃 消費SP 20 15 15 35 25 習得Lv -- -- -- 47 -- 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv30 169 181 200 119 233 239 64 Lv99 - - - - - - - 備考 サラ・コダマ パーソナルデータ 性別 女 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 援護攻撃時の攻撃力+20% 地形適応 空 陸 海 宇 B A B B 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス - 31 37 - - 59 - - - 気力+(命中) - - - - - - - - - 援護防御 - - - - - - - - - 精神コマンド 加速 集中 応援 不屈 愛 消費SP 20 15 30 10 60 習得Lv 1 -- -- -- 55 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv30 163 163 188 116 223 227 50 Lv99 - - - - - - - 備考地形適応が陸以外はよろしくないので、メックルブルートやゴレーム等に乗せる場合は陸に下ろして運用しよう。 PPを地形適応に使いたくないけど空で運用したい、という場合はSアダプターかミノフスキークラフトでS+B=Aにするしかないです。 SRポイント半分(難易度NORMAL)では、Lv31でオーバーセンス2取得。Lv30取得という情報はHARDか…? ヒューズ・ガウリ パーソナルデータ 性別 男 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 クリティカル率+30% 地形適応 空 陸 海 宇 B A A B 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス - 39 45 60 - - - - - カウンター - - - - - - 47 58 - 援護防御 - - 46 - - - - - - 精神コマンド 偵察 集中 直感 脱力 かく乱 消費SP 1 15 20 40 50 習得Lv 1 -- -- -- 46 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv50 195 190 212 134 271 273 85 Lv99 - - - - - - - 備考ガウリ隊の隊長。流石に格闘に秀でるが、シルエットマシンもオーバーマンも格闘武器に欠けるのが残念。 ベロー・コリッシュ パーソナルデータ 性別 男 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 ダメージ-10% 地形適応 空 陸 海 宇 B A B B 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス - 38 43 - - - - - - ブロッキング - - - - - - - - - 援護防御 - - - - - - - - - 精神コマンド 根性 信頼 不屈 激励 友情 消費SP 20 30 10 50 40 習得Lv 1 -- -- -- -- 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv30 164 161 189 117 221 228 48 Lv99 - - - - - - - 備考 アデット・キスラー パーソナルデータ 性別 女 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 獲得資金+20% br;クリティカル率+10% 地形適応 空 陸 海 宇 A A A A 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス - 37 43? - - - - - 底力 - - - - 46 - - - - 援護防御 - - - - - - - - - 精神コマンド 加速 祝福 集中 不屈 補給 消費SP 20 50 15 10 -- 習得Lv -- -- -- -- -- 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv99 - - - - - - - 備考 ヤッサバ ・ジン パーソナルデータ 性別 - 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 命中率+10% br;ダメージ-10% 地形適応 空 陸 海 宇 A A B B 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス - - - - 52 底力 - - - - - 52 カウンター - - - - - 52 闘争心 精神コマンド 必中 鉄壁 気合 直撃 熱血 消費SP 20 30 40 30 40 習得Lv -- -- -- -- -- 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv52 195 191 212 139 274 279 94 Lv99 - - - - - - - 備考 シンシア・レーン パーソナルデータ 性別 女 性格 - 成長パターン - エースボーナス - 隊長効果 回避率+10% 命中率+10% 地形適応 空 陸 海 宇 - - - - 特殊技能 技能名/レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 オーバーセンス - - - - - - - - - ゲーマー - - - - - - - - - 再攻撃 - - - - - - - - - 精神コマンド 集中 直感 分析 熱血 友情 消費SP 15 20 20 40 30 習得Lv -- -- -- -- -- 能力値 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP Lv1 - - - - - - - Lv99 - - - - - - - 備考 ケジナン・ダッド エンゲ・ガム ジャボリ・マリエーラ アスハム・ブーン
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第19話 『建国のブリザード』 勝利条件 ウォドム(ポゥ)とゴールドスモーの撃墜。 →ジンバとベック・ビクトリー・デラックス(ベック)の撃墜。 敗北条件 いずれかの味方ユニットの撃墜。 ソレイユの撃墜。 →味方戦艦の撃墜。 SRポイント獲得条件 4ターン以内に勝利条件を満たす 難易度 難易度 EASY NORMAL HARD SRポイント 0~5 6~ ステージデータ 初期味方 ビッグオー 初期敵 アルマイヤー、ウォドム、ウァッド、スモー(ゴールド)、スモー(シルバー) 味方増援 2PP:ターンAガンダム、敵1小隊撃破後:キング・ビアル、アイアン・ギアー、グローマ、7小隊 敵増援 DC撤退後:ジンバ、ゴレーム、アンダーゴレーム、ドーベック、ドゴッゾ、ガラバゴス、ダッガー、カプリコ、ベック・ビクトリー・デラックス 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数E N H 撃破アイテム 備考 アルマイヤー DC艦長 23 21000 7(2) 13200(EASY) 48(EASY) 2 ----------- Iフィールド スモー(ゴールドタイプ) ハリー 27 15400 6(5) 7200(EASY) 36(EASY) 1 メガブースター Iフィールド EN回復(小) スモー(シルバータイプ) DC兵 23 8000 5(5) 3600(EASY) 24(EASY) 6 N H ----------- Iフィールド EN回復(小) ウォドム ポゥ 25 7800 7(3) 2700(EASY) 24(EASY) 1 戦技マニュアル HP回復(小) ウォドム DC兵 23 7800 7(3) 2700(EASY) 24(EASY) 2 N H ----------- HP回復(小) ウァッド DC兵 23 2900 4(4) 1650(EASY) 15(EASY) 11 N H ----------- ---- 増援 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 ジンバ アスハム 27 9900 5(5) 9000(EASY) 48(EASY) 1 A-アダプター フォトンマット OS「必中」 ゴレーム ザッキ 26 7300 4(4) 6840(EASY) 30(EASY) 1 ----------- フォトンマット OS「運動性+10」 ゴレーム SL兵 23 5200 4(4) 6480(EASY) 27(EASY) 5 N H ----------- フォトンマット OS「運動性+10」 ドーベック ジャポリ 25 6500 6(2) 2880(EASY) 21(EASY) 1 プロペラントタンク ---- ドーベック ケジナン 25 6500 6(2) 2880、BS30(EASY) 21(EASY) 1 リペアキット ---- ドーベック エンゲ 25 6500 6(2) 2880、BS30(EASY) 21(EASY) 1 カートリッジ ---- ドゴッゾ シベ鉄隊員 23 3500 5(2) 1800、BS5(EASY) 15(EASY) 1 N H ----------- ---- ドゴッゾ シベ鉄隊員 23 3500 5(2) 1800、BS10(EASY) 15(EASY) 4 N H ----------- ---- ドゴッゾ シベ鉄隊員 23 3500 5(2) 1800、BS15(EASY) 15(EASY) 1 N H ----------- ---- ガラパゴス ゲラバ 25 14000 6(4) 10800、BS80(EASY) 36(EASY) 1 ----------- ---- ガラパゴス ホーラ 26 14000 7(5) 10800、BS100(EASY) 36(EASY) 1 高性能レーダー ---- ベック・ビクトリー・デラックス ベック 26 11000 5(1) 3900(EASY) -- 1 ハイブリッドアーマー ---- ベック・ビクトリー・デラックス ダヴ 25 7200 5(1) 3600(EASY) -- 1 ----------- ---- ベック・ビクトリー・デラックス Tボーン 25 7200 5(1) 3600(EASY) -- 1 ----------- ---- 敵撤退情報 攻略アドバイス ムーンレイスは4ターンを過ぎるかポゥとハリーが撃墜されると撤退する。 ある程度敵を倒すと味方増援が来るので、SRポイント獲得のためにはビッグオーを突っ込ませる必要がある。装甲やEN、武器をある程度改造してミノフスキークラフトとブースター、バリア・フィールドなどを装備させるのがオススメ。特にミノフスキークラフトはハリーのスモーにもサドンインパクトを当てられるようになるのでSRポイント獲得が楽になる。 ターンエーは武器を盗まれるのではじめは戦力外だが、ムーンレイス撤退と共に武装が戻る。 味方増援出現後から4ターン目PPまではランダムに戦艦1、小隊1(隊長機)の残弾が0になる。エネルギー主体の機体か小隊員機を隊長機にしておくと被害が少ない。 クリア後入手物資 強化パーツ --- アイテム --- 機体 --- 資金 E 200000 100000 H 50000 BS E 500 300 H 200 第18話『さらば、我が友よ』 第20話『ウソのない世界』
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第34話 『怒りの鉄道王』 勝利条件 敗北条件 SRポイント獲得条件 難易度 難易度 EASY NORMAL HARD SRポイント ステージデータ 初期味方 初期敵 味方増援 敵増援 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 ----- --------- -- -- ---------- ------ -- -- ----------- ---- 増援 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 ----- --------- -- -- ---------- ------ -- -- ----------- ---- 敵撤退情報 攻略アドバイス クリア後入手物資 強化パーツ --- アイテム --- 機体 --- 資金 --- BS --- 第33話『遠き友へ』 第35話『オーバー・バトル』
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第5話 『目覚めの日』 勝利条件 敵の全滅。 敗北条件 いずれかの味方ユニットの撃墜。 SRポイント獲得条件 ????→敵増援から3ターン以内に敵を全滅させる。 ステージデータ 初期味方 ザンボエース 初期敵 ドミラx2 味方増援 グローリー・スター、グレンダイザーその他 敵増援 ドミラx8 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 ドミラ メカブースト 7 4400 6(3) 1200 12 2 ----------- 増援 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP 数 撃破アイテム 備考 ドミラ メカブースト 8 4400 6(3) 1200 12 8 敵撤退情報 攻略アドバイス 初期配置の敵を全滅させるとドミラx8が出現する。その次のターンに味方増援が出現する。 SRポイントを得るにはスピードが大事。ザンボエースの方に敵が行き過ぎると倒せなくなるので、 br;その場からザンボライフルを打ちまくろう。 br;(前哨戦でライフルを使いすぎると弾切れになる可能性があるので注意) 味方機はそれ以外の敵を別れて叩こう。 グレンダイザーorスペイサーで正面の海を渡っている最中のの2機を引き付けると直安心。 第4話『異星人襲来』 第6話『超重神降臨』
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関連ページ:機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT <鑑賞備忘録> 2010年5月以降に鑑賞した分の記録。ネタバレ注意。 ◆マンガ(2011/6読了・まとめ中) 各巻内容・画像 主要新キャラクター 出来事メモ スパロボ対照表* 主要新メカ ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第1巻第1話 月よ我に力を!!第2話 戦争はまだ…第3話 行けローザII世第4話 何のためにオレは…!!第5話 白い…ガンダム… ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第2巻第6話 僕もニュータイプになれるかな…?第7話 宇宙[そら]の眼…それが奴らの名だ第8話 今までサンキューな第9話 さらばだ…リック・アレル!!第10話 それでもオレ達は今第10話『この世界』を生きてるんだ!! ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第3巻第11話 それが親に向かって言う言葉か第12話 私は、羨ましいけどな第13話 後悔するなよニュータイプ第14話 ローザはきっと生きているはずだ!!第15話 生きて…私を必ず第15話もう一度助けに来るって第16話 リック…生きろ!! ◆機動新世紀ガンダムXUNDER THE MOONLIGHT第4巻第17話 悲しい記憶など第17話無い方が幸せなのさ第18話 ベルクめワシに第18話宿題を押し付けよったわ第19話 …何それ友情って奴?第20話 その名もビッグサテライトキャノン!!第21話 オレはこの腐った世の中を正す…最終話 アンダー ザ ムーンライト ※全く同名or原作再現が一定程度行われているシナリオを記載(「一定程度」の匙加減は完全に管理人の感覚に拠っています。ご了承下さい)。
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キンケドゥ ドゥガチ[本体] 五飛 キンケドゥ[サイボーグ] ドゥガチ[バイオ] ゼクス ベラ カラス ノイン トビア バーンズ レディ ザビーネ ギリ リリーナ ウモン ローズマリー サリィ ハリソン ヒイロ ラシード シェリンドン デュオ 万丈 ベルナデット トロワ ギャリソン テテニス カトル レイカ キンケドゥ・ナウ 愛称:キンケドゥ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:辻谷耕史 備考:通常 宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエース。 本当の名前はシーブック・アノー。 コスモ・バビロニア建国戦争で戦禍に巻き込まれて母の作ったF91に乗り込み、レジスタンスのエースパイロットとなった少年。 暴走した鉄仮面のラフレシアプロジェクトを叩き潰すなど、ニュータイプとしての資質は高い。 また、母の設計したバイオ・コンピュータとの相性も抜群だったようだ。 戦後は常にベラと共にあり、彼女の心の支えとして、また彼女を守る騎士として戦っている。 元クロスボーン・バンガード軍のザビーネに対しては共に戦っていても警戒心を抱いている。 一言モード1:俺にクロスボーンのシールドを使わせるとは…! 一言モード2:貴様ら…貴様らぁ!バカヤロォォッ!! 一言モード3:マシンがよくても、パイロットが性能を引き出せなければ! 一言モード4:―― キンケドゥ・ナウ 愛称:キンケドゥ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:辻谷耕史 備考:右腕サイボーグ ザビーネと戦って傷を受けたキンケドゥ・ナウの姿。 史上初のビーム・シールドによる大気圏突入を行った人物でもある。 サナリィの地上支社の手により救出され、奇跡的に生還したが、右腕はサイボーグとなってしまっている。 一言モード1:…そして、俺達の切り札は、クロスボーン・ガンダムなんだ。 一言モード2:俺は…まだ、キンケドゥ・ナウだからな。行かなくちゃ…。 一言モード3:―― 一言モード4:―― ベラ・ロナ 愛称:ベラ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:冬馬由美 コスモ・バビロニアの創始者マイッツァー・ロナの孫娘。以前は祖父から身を隠すためセシリー・フェアチャイルドと名乗っていた。 一時はコスモ貴族主義を体現する偶像としてロナ家に迎えられるも離反し、コスモ貴族主義を否定する演説を行ってコスモ・バビロニアを崩壊に追いやった。 木星帝国の存在に気付いたため暗殺されそうになり、公式には事故死したことになっている。 一握りの人間の考えで多くの人命が失われる恐ろしさを誰よりも強く感じており、多くの人々のために自分を犠牲にして戦う道を選んだ。 パン屋の娘として育てられたためか、パンを焼くことでストレス解消する変な癖がある。 一言モード1:木星帝国を討ちます! 一言モード2:あぁっ!!キンケドゥ!! 一言モード3:持てる戦力の全てで、総統、クラックス・ドゥガチを討ちます! 一言モード4:―― トビア・アロナクス 愛称:トビア 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:山口勝平 地球・木星間航行船スマシオンで木星圏へやって来た留学生。 機械工学科の学生で作業用MSの免許を持っていたため、成り行きで戦闘に巻き込まれてしまう。その後、宇宙海賊の仲間となり共に木星帝国と戦う道を選んだ。 両親はコロニー開発事業に従事していたが、事故で命を失っているらしく、トーマスおじさんとレイチェルおばさんに育てられる。 本人は気付いていないが高いニュータイプの素質を持っており、その才能に注目する者も多い。 わりと切れやすく、すぐに無茶な行動に出るが、自制が効かなくなると無意識に本来の能力を発揮させるのか、そこからが強い。 一言モード1:俺は人間だ…人間でたくさんだ! 一言モード2:それが人間の言うことか貴様ぁ!! 一言モード3:決着は人間の手でつけます…どうか手を、お貸しにならないで…。 一言モード4:ベルナデットを放せ!! ザビーネ・シャル 愛称:ザビーネ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:梁田清之 元コスモ・バビロニアのエース。 鉄仮面の残虐なやり方を見て離反したが、貴族主義を捨ててはいない。 なるべく相手を殺さないというクロスボーン・バンガードの甘いやり方には不満を持っている。 コスモ・バビロニアを復活させ貴族主義社会をつくるのが目的で、ベラ・ロナこそがその支配者に相応しいと考えている。 後にクロスボーン・バンガードを裏切って木星帝国につくが、その際に精神操作を受けたのか再登場時にはおよそ彼らしくない言動が目立った。 尊き者に従うことを喜びとしている。 一言モード1:裏切りというのは、むしろあなたの方でしょう? 一言モード2:シミュレーションでは、7対3で私の方が勝っていたぞ! 一言モード3:罪をつぐなえ!キンケドゥ!! 一言モード4:感情を処理できん人類は、ゴミだと教えたはずだが。 ウモン・サモン 愛称:ウモン 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:宮澤正 宇宙海賊クロスボーン・バンガードの一員。 1年戦争ではボールのパイロットをしており一度の出撃でドム6機を撃墜したという歴戦の勇士。しかし、実際はボールの外装をガンダムの頭部に偽装して敵を欺き、不意をついての戦果であったという。 クロスボーン・ガンダムにドクロのマークを入れたのは彼の発案である。 ニュータイプを自称しているが、それも得意のハッタリなのかも知れない。 一言モード1:やるっきゃあるめえ! 一言モード2:昔とった杵柄、見せてやるわい! 一言モード3:―― 一言モード4:―― ハリソン 愛称:ハリソン 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:青羽剛 連邦軍第17機動中隊の隊長で階級は大尉。 専用カラーの青い量産型F91に搭乗しており、はじめてキンケドゥにクロスボーン・ガンダムのビーム・シールドを使わせたほどの腕利きパイロット。 キンケドゥとの戦いで彼らがただの海賊ではないことを悟り、最終決戦では独断で部隊を動かし、クロスボーンを援護させた。 腐敗した連邦軍内において、卓越した操縦技術と的確な状況判断力を合わせ持つ逸材である。 一言モード1:こちら、連邦軍第17機動中隊、ハリソン大尉だ。貴君の意図は理解した! 一言モード2:ヴェスバーのビームが防げるものか! 一言モード3:―― 一言モード4:―― シェリンドン・ロナ 愛称:シェリンドン 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:--- ベラ・ロナのいとこにあたる人物で、愛称はシェリー。 コスモ・バビロニア崩壊後に貴族主義を再建しようとした人々にかつぎあげられた名家のお嬢様。自身もニュータイプであり、素質のあるニュータイプを集めている。 旧人類に絶望しており、宇宙に適合した新たなる人類・ニュータイプの時代を待っている。 基本的には貴族主義者であり、選民思想的な考えを持っている。 トビアの素質を見抜き、手元に置きたいと思っている。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― ベルナデット・ブリエット 愛称:ベルナデット 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:--- 地球生まれの母を持ち、いつか地球へ行ってみたいと夢見る木星育ちの少女。 地球・木星間航行船スマシオンに密航中にトビアと知り合い、以後行動を共にすることになる。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― テテニス・ドゥガチ 愛称:テテニス 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:--- ベルナデット・ブリエットとは仮の名前で、実はクラックス・ドゥガチの娘。 父からは地球の人々は残酷で野蛮だから滅ぼさねばならないと教えられていた。 母の育った地球を自分の目で見て、父のやろうとしている事が何なのか知ろうとしており、地球への密航を企てた。 木星帝国の人々からの人望は厚いようである。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― クラックス・ドゥガチ 愛称:ドゥガチ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:永井一郎 備考:オリジナル(本体) 木星帝国の総統。 70年以上の歳月をかけて木星圏を人の住処に変えてきた男。 厳しい環境下でやりくりするために独裁的な政治を行っており、空気や水を制限したり、生産・消費・人口をコントロールしている。 また無駄を省くため、任務に失敗した者は容赦なく処刑する。 国民には木星の人々が豊かになるための地球侵攻と偽っているが、その真意は別にある。 通常は水槽内の玉座に座っているが、それを満たしている液体が何であるかは不明。ちなみに魚も泳いでいる。 一言モード1:人類の支配に地球など要らぬ! 一言モード2:若造の言うことかぁ!! 一言モード3:ワシは…地球を滅ぼすぞ…! 一言モード4:私は戦争をしているのだよ! クラックス・ドゥガチ 愛称:ドゥガチ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:永井一郎 備考:バイオユニット ドゥガチの人格を移したバイオユニットで、オリジナルを含めたすべてが同じ判断をし、同じことを考える。 肉体というしがらみに縛られていない分、より純粋にクラックス・ドゥガチそのものに近い存在である。 全部で9体のバイオユニットが作られており、すべてがクラックス・ドゥガチであると言える。 通常は水槽の中に設置されたダミー人形を背後から操って会話を行なう。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― カラス 愛称:カラス 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:茶風林 地球・木星間航行船スマシオンで留学生の指導にあたった木星側の教員。 実は木星帝国の特殊工作員。 弱肉強食を信念とし、弱き者は淘汰されてしかるべきと考える。 そのため敗者に対してかなり冷酷で、敗者が勝者の行く手を阻むことをよしとしない一種の美学を持っている。 手首につけたワイヤーを自在に操り、何度も危機を乗りきってしぶとく生き残る。 トビアの素質に一目置いており、本格的に生徒にしたいと思っている。 一言モード1:生き延びたまえよ、トビア君! 一言モード2:死ね! 一言モード3:まだまだ甘い、先生の敵ではない! 一言モード4:―― バーンズ・ガーンズバック 愛称:バーンズ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:飯塚昭三 赤いバタラを駆る木星水素採集基地の守備MS隊の隊長。階級は大尉。 3年前に酸素採集基地の事故で息子を亡くしており、息子のような不幸をなくすためには地球圏へ進出するしかないと考えている。 息子を亡くしてからは出撃の際にヘルメットをかぶらないようになった。 後に死の旋風隊の一員となる。 一言モード1:戦いを仕掛けるには、それなりのわけがあるのだ! 一言モード2:ぬぅお…!忘れるな、小僧…俺達に、妥協する余地などねぇ!! 一言モード3:―― 一言モード4:―― ギリ 愛称:ギリ 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:真柴摩利 死の旋風隊のリーダーで階級は少佐。 ドゥガチ総統が次の時代の指導者にするべく英才教育をほどこしたニュータイプの1人。 カラスの最も優れた生徒でもあり、常に総統の期待に一番にこたえる存在でありつづけなければならない。 教育の成果か、ドゥガチの示した人類支配の方法に何の疑問も感じていないようである。 エリート意識が強くプライドが高いため基本的に他人を見下しており、人を人とも思っていないところがある。 見た目は子供だが戦闘能力は高く、クァパーゼを操る。 一言モード1:お目にかかるのは初めてだったね。僕が死の旋風[デス・ゲイルズ]隊のリーダー、ギリだ。 一言モード2:我らは死の旋風[デス・ゲイルズ]隊、死を運ぶ風だ! 一言モード3:―― 一言モード4:―― ローズマリー 愛称:ローズマリー 機動戦士クロスボーン・ガンダム 声優:まるたまり 死の旋風隊の1人。 胸元を大きく開けたパイロットスーツを着用し、やや露出狂の気がある。 拷問を見るとゾクゾクすると言い、サドっ気もあるようである。 自分がもうかれば、なんだっていいという快楽主義者で、木星帝国の主義・主張などまるで気にしていない。 一言モード1:わたしゃ何だっていいのさ。私が儲かりさえすればね。 一言モード2:わたしゃこういうのは嫌いじゃないねぇ。ゾクゾクするよ。 一言モード3:―― 一言モード4:―― ヒイロ・ユイ 愛称:ヒイロ 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:緑川光 L1コロニー群から地球連合軍特殊部隊・OZを倒すため、地球に派遣されたコロニー側の若きエージェント。 幼い時より戦士としての訓練を受け、身体能力は常人の2倍以上と言われ、現在の年で破壊工作員として完成されている驚愕すべき少年。その恐るべき力は同じ工作員のデュオですら驚かせ、50階建てのビルから落下しても死なないほどの体術と身体能力を持つ。だが、彼を育てたドクターJによると本来は心優しい少年であり、それゆえ自分の秘密を知るリリーナを殺せなかった。最初の戦いで、ゼクスに自分の愛機・ウィングガンダムを海に落とされ、コロニーと和平の道を探っていた連合軍の高官達が乗ったシャトルをOZの策略にはまって撃墜し、ゼクスとの戦いの途中でレディ・アンのコロニーへのミサイル攻撃という脅しに対し自爆という凄まじい選択肢を選ぶ等、エージェントとしては失敗が多い。しかし、その生き方は激動の時代の中で多くの人間に影響を与え、時代を変える影の1人として行動し、「最後の勝利者」として新しい時代を迎える。性格はデュオ曰く「無口で無愛想で無鉄砲」。 一言モード1:ターゲット・ロックオン…。 一言モード2:…俺は、俺はもう、誰も殺さない…。 一言モード3:気にするなリリーナ…命なんて安いものだ…特に俺のは。 一言モード4:戦闘レベル、ターゲット確認…排除開始! デュオ・マックスウェル 愛称:デュオ 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:関俊彦 L2コロニー群出身のエージェント。 幼い頃に戦乱の中で教会に引き取られ、そこでマックスウェルの名を貰い、以後デュオ・マックスウェルを名乗る。神父のような格好はその頃からの物。天性の明るさを持ち、人なつこい性格。 「逃げも隠れもするが嘘はつかない」が信条。腿まで伸びる三つ編みがトレードマーク。事ある毎に死神と名乗るのは本人曰く「奇跡は見たことがないが、死人はいっぱい見たから」。戦闘能力も抜群で、ヒイロとトロワのデータからモビルドール化されたヴァイエイト・メリクリウスの2機を相手に勝利を収める。数々の任務をこなすが、ヒイロに自分のガンダムの部品を盗まれたり、トロワに自分のガンダムを破壊されたり、貧乏クジを引くことが多い。 一言モード1:死ぬぜぇ…俺の姿を見た者は、みんな死んじまうぞぉ…! 一言モード2:それに俺達には、帰る場所がある…だろ? 一言モード3:地獄への道連れは、ここにいる兵器と戦争だけにしようぜ…! 一言モード4:―― トロワ・バートン 愛称:トロワ 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:中原茂 L3コロニー群出身のエージェント。 その名は本名ではなく、事情である人物の名を騙っている。いたって冷静な性格で感情を滅多に出さないが仲間に対しては情に厚い。カトルがウィングガンダムゼロで暴走した時は身を呈して説得し、カトルを正気に戻すも自身は攻撃を受け、行方不明・記憶喪失になってしまう。しかし、発見された後、ゼロシステムを克服することで、失った記憶を取り戻す事にも成功する。生身での戦士としても優秀であり、身のこなしが軽く、伸身前方宙返り3回ひねりさえも楽々とこなす。その身軽さを活かして地球での潜伏先はサーカスだった。また、カトルのヴァイオリンに併せてフルートを吹き、芸達者な一面を見せたこともある。 一言モード1:残り250機…1人50機の割り当てだ。モビルスーツを始末するだけなら、何とかなるだろう。 一言モード2:俺はトロワじゃない…物心ついた時から戦場にいる、名もない兵士だ。 一言モード3:これでまた、名無しに戻った…。 一言モード4:―― カトル・ラバーバ・ウィナー 愛称:カトル 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:折笠愛 L4コロニー群出身の名門ウィナー家の一人息子。 穏やかな性格と物腰で一見すると争いごととは無縁に見えるが、モビルスーツの操縦技術は天才的才能を持つ。名門の生まれではあるが、父との確執から勘当同然で家を飛び出している。しかし、その父親や家族を身勝手なコロニーの人達に殺され、一時は精神錯乱状態に落ち込む。さらに禁断のモビルスーツ・ウィングガンダムゼロを組み上げ、コロニーを次々と破壊するがトロワの捨て身の説得で正気に戻る。最終決戦近くでは、共同戦線をとるガンダムパイロット5人のリーダーとなり、他の4人をまとめていた。 29人の姉がいるが彼女達は全員試験管ベビーで、カトルのみ実際に母胎から生まれている。 一言モード1:いいんじゃないですか?トロワは、トロワのままで。 一言モード2:じゃ、みんな、元気で!木星の女神によろしく! 一言モード3:さよなら、僕のサンドロック…! 一言モード4:―― 張五飛 愛称:五飛 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:石野竜三 L5コロニー群出身の戦士。 常に自分の正義を貫くために行動しており、その障害になる物は誰であろうと問答無用で排除する。中国の古くからの戦士の一族の直系で、生身での武術の腕も高く、それを誇りとしており、一度、生身で敗北して屈辱を味あわされたトレーズを宿敵として狙う。愛機のシェンロンガンダムを中国の古い武人の名にちなんで、ナタクと呼ぶ。常に感情を表に出し、一見して粗暴なイメージがあるが、オペレーションデイブレイクの本当の目的をガンダムの少年の中で唯一見破るあたり、戦術を見る力もある。 一言モード1:貴様らは正しいのか! 一言モード2:それが、戦う者の魂の寄りどころとなる! 一言モード3:火消しのプリベンターか。フ…いいだろう。 一言モード4:―― ゼクス・マーキス 愛称:ゼクス 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:子安武人 地球連合軍特殊部隊・OZのエースパイロット。 通称・ライトニングバロン、昇進後はライトニングカウントと呼ばれた。ヒイロとの初の遭遇戦では圧倒的な機体性能の差がありながら、自由落下を利用した戦法でリーオーでウイングガンダムを落とした。ガンダムパイロット・ヒイロとの戦いを強く望み、そのために一度自爆したウイングガンダムを独自に修復させる。しかし、これはOZにとっての反逆行為であり、これを機にOZを脱することになる。その後は本当の名であるミリアルド・ピースクラフトを名乗り、時代を動かす1人として行動する。 一言モード1:私にもコードネームを頂きたいのです。さしずめ、火消しの風、ウィンドとでも名乗らせていただきましょうか。 一言モード2:伊達にライトニング・カウントの二つ名で呼ばれているわけではない! 一言モード3:―― 一言モード4:―― ルクレツィア・ノイン 愛称:ノイン 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:横山智佐 地球連合軍特殊部隊・OZの士官。 ゼクス・マーキスを慕い、再会までに要した時間を正確に覚えている程の深い愛情を見せる。レイク・ビクトリア基地でOZのパイロットを育てる教官も務めていたが、五飛の襲撃にあい、訓練終了間際の生徒達の寮に爆弾を仕掛けられ、その多くを失う。ゼクスがOZを離反してからは、彼の妹であるリリーナが目指す、サンクキングダム復興に尽力した。ガンダムのパイロット達と行動を共にし、戦争を起こしたゼクスの前に立ちふさがるが、最終的には彼の戦いを見守ろうと決意する。 一言モード1:さよならは言いませんよ…ゼクス! 一言モード2:二度も同じ事を言わせないで下さい…ゼクス。 一言モード3:ゼクス…1年と22日ぶりですね。 一言モード4:―― レディ・アン 愛称:レディ 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:--- レディ・アン自身のもう一つの人格。 その様は聖女のようであり、メガネを外し服も変えているため、一見するとまるで別人に見える。彼女はOZの宇宙に対する政策、つまり懐柔策を実行させるため宇宙で奔走した。しかし、周りの人間は時々軍人のレディ・アンに戻ることに、かなり戸惑っていたようである。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― リリーナ・ドーリアン 愛称:リリーナ 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:--- 完全平和主義を唱えていた北欧の小国・サンクキングダム王家ピースクラフト家の息女。 王国崩壊以後は、かつて元老であったドーリアン外務次官の娘として育てられていた。 ガンダムパイロットのヒイロと出会い、ドーリアンの暗殺をきっかけに自分の出生を知り、彼女の運命は大きく変わる。ヨーロッパの片隅で細々とサンクキングダムを復興させるが、その主義を危険とみなしたロームフェラ財団の攻撃にあい、王国はまたも崩壊する。その後も様々な苦難に遭遇するが、持ち前の真摯さと行動力、カリスマ性で歴史を動かす1人として影に日向に活躍する。 終戦後、彼女は外務次官の仕事に就き、コロニーと地球の橋渡し的存在となる。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― サリィ・ポォ 愛称:サリィ 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:--- 地球連合軍の軍医だったが、後に反OZのゲリラ活動に参加。ガンダムパイロットの存在の近くにいることが多かったため、彼等のサポート的な活動を展開する。トレーズとの戦いに敗れ、戦意喪失していた五飛を叱咤激励し、再びシェンロンガンダムに彼を乗せるきっかけを作った。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― ラシード 愛称:ラシード 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 声優:--- マグアナック隊のリーダー。 カトルに全幅の信頼を寄せ、隊員達と共に、カトルのために生命を投げ出す覚悟を持っている。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― 破嵐万丈 愛称:万丈 無敵鋼人ダイターン3 声優:鈴置洋孝 メガノイドとメガボーグの発明者である破嵐創造の息子。 実験のために兄と母を犠牲にした父と、その所業のメガノイドを強く憎み、物語の数年前、メガノイドの試作機として開発途中だったダイターン3を奪って火星を脱出する。この時に持ち出した莫大な金塊でシン・ザ・シティの郊外に大邸宅を構える。その後、ビューティやレイカらの仲間と共に、ダイターン3を駆ってメガノイドと戦う。各種メカの取り扱いだけでなく、時に見せる人間離れした怪力や銃の腕前で、生身でも高い戦闘能力を誇る。性格はキザでうぬぼれが強く、美女に対しては絶対の自信を持つが、常にユーモアを忘れない姿勢と三枚目な所も多分に持ち合わせる魅力的な好男子。また、メガノイド打倒という目的のためには仲間さえも捨てる非情さを併せ持つが、周囲の人間はそれらを含めて彼に絶大な好意と信頼を寄せている。 ちなみに破嵐財閥の存在はゲームオリジナル設定。 一言モード1:ダイタァァァァン、カムヒア!! 一言モード2:破嵐万丈、逃げも隠れもせん!! 一言モード3:日輪は我にあり!! 一言モード4:ダイタァァァァン、クラァァッシュ!! ギャリソン時田 愛称:ギャリソン 無敵鋼人ダイターン3 声優:北村弘一 万丈に使える執事で素性も過去も一切不明の男。 的確な戦況判断能力を持ち、常に冷静さを忘れない頭脳明晰な紳士。執事としての腕も超一流で、万丈達の身の回りの世話から情報収集、メカの整備まで何でもこなし、自らダイターン3に乗り込んで戦うこともあった。美食家で、料理の腕も一流シェフ級。また、自らの職務には完璧を求め、万丈がピンチに陥ってもワックスがけが完了していないダイターン3を発進させなかったこともある。好きな女性のタイプは、色気と落ち着きのある女盛りのグラマー美人。また、メロドラマ鑑賞を趣味とする。 一言モード1:やぁやぁ遠からん者は音に聞け、近くばよって目にも見よ! 一言モード2:世のため人のため、悪の野望を打ち砕くダイターン3!この日輪の輝きを恐れぬのなら、かかって参られい!! 一言モード3:万丈様、ご夕食のお時間までには、お戻りください。 一言モード4:―― 三条レイカ 愛称:レイカ 無敵鋼人ダイターン3 声優:--- 元インターポール予備校の学生。 とあるメガノイドの捜査の際に万丈と出会い、以来行動を共にするアシスタントとなる。インターポールに所属していたため、射撃や格闘、メカの操縦の腕は抜群。同じアシスタントのビューティとは時々衝突する時もあるが、気のあったコンビである。一見おしとやかで落ち着いた美人だが気は強く、ビューティとのやり取りでは三枚目的な部分も見せる。 一言モード1:―― 一言モード2:―― 一言モード3:―― 一言モード4:―― オプション情報大事典に戻る
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「いけ、ファングナックル!」 ガルムレイド・ブレイズが右腕のファングナックルを発射する。 二形態の内、現在はS形態を取っているガルムレイド・ブレイズ。 TEソフィアによる防御はあるものの、青い躯体の至る所に見られる損傷がゴライオンの猛攻の跡を示している。 ウルフヘッドを模した拳が牙をむき、その獰猛な口を開きながら一直線にゴライオンへ飛ぶ。 エリアC-2の北部から始まった戦闘は西部までに移動している。 その間のゴライオンとの戦闘経験からヴィレッタは先ず直撃のコースだと推測する。 事実、ゴライオンにファングナックルを避けようとする動きは見られない。 「うおおおおおおおおおおおおおお!!」 元々レーベンにファングナックルを避わすつもりはなかった。 一歩も退くことなく、ゴライオンが大きく右腕を振りかぶる。 向かってくるファングナックルとタイミングを合わせ、真っ向からぶつかる。 そう、レーベンはゴライオンの右腕でファングナックルを撃ち返した。 ファングナックルは堪らずガルムレイド・ブレイズの右腕に戻る。 右拳だけとはいえ勢いを全く意に介さず、殴り返したゴライオンの馬力はやはり強烈なものだ。 思わずヴィレッタは下唇をかみしめる。 「どうした女! その程度か!?」 加えて操縦者の方も厄介だ。 確かレーベン・ゲネラールと此処に来るまでに名乗っていた。 先程より少しは落ち着いているようだがそれでも面倒なことに変わらない。 だが、このレーベンは出来るだけ迅速に突破、もしくは撃破しなければならない。 分散することになったタスクとの合流を目指す必要があるためだ。 そして気がかりな事はまだあった。 (先程私の声に反応した参加者……たしかイスペイルという男だったハズ。 タスクにジョーカーのことが知られたら、面倒ね……) レモン・ブロウニングにより指名された7人のジョーカー。 十六時間以内に同じジョーカー以外の参加者を二人殺さなければ首輪が爆発されるルール。 ヴィレッタはそのルールを押しつけられた一人であり、同じ境遇の者がヴェルシーネRに乗っていた。 確認したわけではないがあの特徴的な声はイスペイルという男だろう。 あれでタスクは勘のいい青年だ。あの時、自分の声に反応したイスペイルを疑問に思ったかもしれない。 もしタスクがジョーカーのルールを知ってしまえば自分は選択しなければならない。 即ちタスクとこのまま行動を共にするか、ジョーカーとして他者と戦っていくかを。 だが、生憎ヴィレッタの選択は未だ決まっていない。 (結局は答えが出なかった……時間はあったというのに。 タスクに知られずとも、決めなければ……そう、すぐにでも……!) タスクが気絶していた間、ずっと考えていた。 不用心に気を失うタスクを殺せばノルマの半分は達成される。 考えたくはなかったが、自分でも驚くほどにその考えは自然に零れ落ちた。 しかし、裏切りたくはないという強い思いが実行には移さなかった。 タスクを含め仲間達は、エアロゲイダーの二重スパイとして活動した自分を受け入れてくれた。 そんな彼らをもう一度裏切りは、それも殺すなどは到底出来ない。 だけども、レモンの言っていたノルマを実行しなければ自分はここで終わってしまうだろう。 異星人の一種と思わしきテッカマンランスをいとも簡単に殺した、首輪の爆弾は今でも首に巻きつけられている。 首輪を外せばノルマに従う必要もないが、ここまでの事を仕込む彼らがそれを許すとは思えない。 懸念材料が多い現状では、結局、ヴィレッタはまだ決められはしない――。 「何を呆けている! 女アアアアアアアアアアアアアア!!」 迂闊だったと咄嗟にヴィレッタは自らの行為を悔やむ。 ジョーカーとしてという特殊な身の上から思考に没頭してしまったヴィレッタ。 ヴィレッタが見せた隙は当然ガルムレイド・ブレイズの動きにも伝わり、レーベンはそこを狙った。 ゴライオンは腕を振りかぶり、持っていた十王剣を思いきり投げつける。 充分に乗せられた勢いが十王剣に強力な加速をもたらす。 避けきれない。ヴィレッタの判断は間違ってはいなかった。 TEスフィアを破り、ゴライオンより下方を飛行していたガルムブレイド・ブレイズの肩に十王剣が突き刺さる。 体勢を崩したガルムレイド・ブレイズにゴライオンは更に追撃をかける。 右腕を十王剣へ伸ばし、強引に引き抜くだけでなく右脚で蹴り飛ばす。 「ちっ、この……!」 「こんどこそ本当に終わりだ! 所詮エーデル准将以外の女など、生きる価値などないッ!!」 ガルムレイド・ブレイズが見る見るうちに海上へ落ちていく。 ゴライオンは再び接近。十王剣を逆手に持ちかえ、そのまま振り下ろす。 ガルムレイド・ブレイズの胴体を串刺しにせんと迫る。 堪らず両肩のビームキャノン砲と腰のビームバルカンを乱射するが、ゴライオンは損傷をものともしない。 鬼気迫る勢いを以ってして突撃するゴライオンは既に攻撃に一身を捧げている。 ヴィレッタが己の危機を悟った瞬間、ガルムレイド・ブレイズの下方に存在する海で水しぶきが舞い上がった。 「熱源反応!? これは……!」 驚くヴィレッタを尻目に海中から何かが飛び出す。 一本の赤いドリルが海水を出鱈目に撒き散らし、ゴライオンへ向かっていく。 続けて見えたものは白に染まった強大なショルダーアーマーに、黒を基調とした躯体。 背部には先程飛んできたものと同じく血に染まったように赤いドリルがある。 何よりも鬼と相応しき顔面から覗く緑眼がこちらを見上げている。 両目を見張るヴィレッタには見覚えがあった。 それは武人と称するに相応しい男と死闘を繰り広げた人造人間の専用機。 アースクレイドルに座する主の敵を断つ、斬艦刀を持ちしその機体の名は――スレードゲルミル。 「俺はザフト軍ミネルバ隊所属のシン・アスカ! アンタたち、レイ・ザ・バレルを知らないか!? 知っていたら教えろ……拒否は許さない!!」 パイロットはザフトのスーパーエース。 そして悲しき復讐者、シン・アスカ。 紅に染まった両眼がガルムレイド・ブレイズとゴライオンを鋭く睨みつける。 ◇ ◇ ◇ そこは真っ暗な海の底だった。 周囲に居るものは自由気ままに泳ぐ魚やサンゴ礁ぐらい。 もし、死んだあとにこうやって海に沈んだらゆっくりと眠れることだろう。 憎しみも争いも何ものかも忘れることが出来て、いつまでも安らかに。 海の流れにスレードゲルミルを任せ、その中でシンはそんなことを考えていた。 (フリーダムは討った……この手で、確かに……) ニュートロンジャマーキャンセラー搭載機、フリーダム。 かつて血のバレンタインと呼ばれる悲劇から起きた戦争中に奪取された機体。 シンにとってフリーダムは全てを奪い、また今の自分をつくらせた存在でもある。 ザフトと連合の戦地となった永久中立国オーブ。 一般の民間人でしかなく、戦火から逃れようとしたシンはそこで家族を失った。 父を、母を、そしてたった一人の妹すらも。彼女が伸ばした細い腕を掴んではやれなかった。 全てはフリーダムが起こした戦闘の流れ弾のせい。 だからこそシンは願った。守れる力を、大事なものを奪おうとするものを倒せるだけの力を。 出来るだけの努力は続け、その結果がザフトの士官学校での首席卒業を可能とさせた。 もう二度とあんな悲しい想いは繰り返さない。フリーダムのようなヤツは必ず、自分で斃す。 ただそれだけを願い、妹の面影を忘れずにシンは戦い続けた。 そしてシンはようやくフリーダムを斃すことに至った。 その筈だった。 (だけど俺は……) しかし、喜びはなかった。 残ったものはどうしようもない空虚感のみ。 ずっと燻っていた願いを果たせたというのに。 理由は痛いほどわかっている。 ドモン・カッシュ、そして自分のために死んだジャミル・ニートの存在がしこりとして残っている。 彼らは自分に殺し合いに乗るなと言った。 一般の良識に当てはめれば彼らの言い分が正しいのだろう。 だが、ここでは常識など通じない。人一人の頭が四散したことで全ては始まった。 この異常な状況で良識を持って行動できるほど、シンは器用に自身の感情を抑えられない。 なによりも今度こそ護ると誓った少女のために、死ねるわけにはいかなかった。 既に何分経ったのかもわからない。 ぼんやりとした目で計器を見やる。 どうやらいつの間にか隣のエリアに流れていたようだ。 機体の方はというと――問題ない。マシンセルがずっと修復を行っていたようだ。 ドリルブーストナックルを撃つぐらい問題はない。 だが、問題があるといえばシン自身の方だ。 フリーダムを斃せたというのに、結局は得るものはなかった。 復讐をやり遂げてもこんな結末が待っているのはなんとなくわかっていたがやりきれない。 両親や妹のマユが戻ってくると信じたわけでもない。 だけど、何かが欲しかった。 どんな些細な事でもいい。せめて自分がフリーダムを斃せたことで何かが変わって欲しかった。 たとえばザフトと連合の下らない戦争の終結が一日でも速まるような変化が。 青春の全てをなげうって、鍛えぬいた技術に一定の成果があっても良かった筈だ。 戦って、戦い抜いて、そうして進んだ先に待つものがこの空虚だけだとしたら。 自分は一体何を求めて戦っているのか……それすらもわからなくなってしまう。 想像するだけでどうしようもなく怖かった。自分を導いてくれる何かが欲しいと強く思う。 ドモンやジャミルがいくら自分に立派な言葉を投げかけてくれたとしても、結局彼らは赤の他人だ。 あの皆城総士のように、本心では何を考えているかなんてわかりやしない。 しかし、あいつだけは違う筈だ。 (レイ……どこに居るんだ。俺はどうすればいい……教えてくれ、レイ。 スレードゲルミルは俺に何も教えてくれない……お前の、お前の言葉なら俺は……) レイ・ザ・バレル。あまり社交的ではないシンにとっての数少ない友人の一人だ。 士官学校時代からの同期でありその縁はかなり深い。 いつだってレイは冷静で、大抵のことは彼が言うとおりだった。 それはミネルバ隊に配属された後にも変わらない。 レイともう一人の同期、ルナマリアと共にザフトとして戦うと決めた。 ザフトの勝利を勝ち取るために、ギルバート・デュランダル議長の理想を実現するために、 そしてもう二度と大切な存在を失わないために。 あの頃の自分なら迷うことはない。 レイが進むべき道を指し示してくれれば、自分はそれに向かうだけだ。 だから当面の目的はレイとの合流だ。 襲われれば勿論迎撃する。ただ、問題は目の前で戦闘を目撃した際について。 レイ以外の人間は直ぐには信用できない。 たとえ危ういところを助けても絶対に裏切られないとは言い切れない。 だが、他者と接触すればレイの情報を得られる可能性もある。 レイなら自分と違って上手く立ち回っていることだろう。 出会った人間に言付けを頼み、自分を捜していてくれているかもしれない。 取り敢えずの思考は纏まった。 何十分かの静寂がシンの瞳に再び灯を宿させる。 まどろみを振りきり、シンはスレードゲルミルを海上へ飛ばそうとする。 そんな時、けたたましい声をスレードゲルミルのセンサーが捉えた。 『何を呆けている! 女アアアアアアアアアアアアアア!!』 一瞬唖然とするシン。 だが、直ぐに気を取り直して上を見やる。 センサーからは何かがぶつかり合う音が聞こえた。 戦闘だ。先程、自分が身を置いていた暴力の渦が頭上に広がっていた。 やるせなかった。結局は皆戦うことを望んでいると思ってしまったから。 襲う奴は必ず一人は居る。人間だから、周りは皆他人だから。 何も自分だけじゃない。自分のようにただ自分勝手に誰だって戦っている。 死にたくはないから、守りたいものがあるから、ただそれだけだろう。 自分もその一種と自覚するシンにそれを否定するつもりはない。 なら戦ってやるだけだ。真っ向から自分の守りたいものを他人の望みより優先させるために。 ひどく自分勝手なエゴに塗れた考えだが仕方ない。 レイの言葉を聞くまでの間、そのぐらい単純な方針でないと迷いは生じてしまう。 所詮は斃すべき敵でしかないドモンとジャミルの言葉に心を動かされてしまったのがいい例だ。 だから――レイと出会うまで精いっぱいこの状況を足掻く。それだけだ。 スレードゲルミルの両眼が一際鋭い輝きを放つ。 (やってやる……やってやるさ。目についたヤツ全員からレイの情報を聞き出す。口を割らないヤツは……後悔させるまでだ……!) 咆哮を上げながらスレードゲルミルは真っすぐ海上を目指す。 依然として己の道を彷徨う怒れる瞳が、剣鬼を再び戦場へ飛びこませる。 ◇ ◇ ◇ 「レイ・ザ・バレルですって……!」 「知っているのか、アンタ!?」 思わずシンの声が張り上げられる。 ヴィレッタを助けることになったのは偶然でしかない。 その偶然にも助けたヴィレッタがレイの言葉に反応を示した。 直ぐにでもレイの情報が入るかもしれない。 何よりもレイとの合流を目指すシンにとって紛れもなく幸運なことだった。 「いや、私は……」 「はぁ? 何を歯切れの悪いコトを言って……知っているのか知らないのかどっちなんだ!」 しかし、ヴィレッタの返答はなんとも不明瞭なものだ。 レイ・ザ・バレルのことは当然知っている。 何処に居るかはわからないが彼もまたジョーカーの一人だ。 レイについて話すということは当然ジョーカーの存在が露呈されることだ。 同時に自分もジョーカーであることも知られてしまう。 けれどもヴィレッタは未だ自分の身の振り方を決めてはいない。 この状況でジョーカーの存在を口に出してもいいものか。 一瞬の沈黙。ヴィレッタにとってはあくまでも一瞬でしかなかった時間。 だが、シンにとってその時間は長く感じられ、ヴィレッタへの疑惑を膨らませることになる。 「そういうことかよ……! 助けてやったのに、俺なんかに話すつもりなんかないってことかよ!」 「違う! ただ――」 「うるさい! 違うもんか! 信じられるものか!!」 表面上はあくまでも冷静を貫くヴィレッタの態度がシンの激情をますます駆りたてる。 シンは只でさえ頭に血が昇りやすく、そこにレイの情報も加わっている。 碌に喋ろうとしないヴィレッタにシンは敵意を露わにする。 最早取りつくしまもなく、シンはただその暴力に身を任す。 既に戻ってきていたドリルブーストナックルを腕に、それも今度は両腕に装填。 両腕を同時に振りかぶり、ガルムレイド・ブレイズだけを真っすぐと狙う。 「言っただろ、拒否は許さないって!」 一本でさえ強力なドリルブーストナックルが二本同時に発射。 凄まじい回転の果てに生まれる赤い火花が空に軌跡を残す。 反射的にヴィレッタはTEスフィアによる防御を選択。 TEスフィアの出力が間に合ったせいか、寸前のところで侵攻を喰いとめる。 流石はゼンガー・ゾンボルトとのダイゼンガーと互角に張り合った機体だけのことはある。 しかし、そこに更なる追撃が爆風をもって襲い来る。 「どけ! そいつは俺の得物だ! 女はこのレーベン・ゲネラールが殺してやる!!」 「くっ! 邪魔するなよアンタ!!」 声高らげに叫ぶはゴライオンを操縦するレーベン。 抜け目なくゴライオンのフットミサイルをガルムレイド・ブレイズに撃ちこんでいる。 またそれはガルムレイド・ブレイズだけでなくスレードゲルミルの方へにもだ。 レーベンにとってシンは女の殺害を邪魔立てしただけで殺す理由には充分すぎる。 シンに臆する理由もない。直ぐにレーベンに反撃を行おうと考える。 先ずはこれが終わってから――やはり信用に値しなかったヴィレッタに後悔の念を植え付けるために。 遂にはフットミサイルの威力も相まってTEスフィアが破られる。 両のドリルブーストナックルに喰いこまれたガルムレイド・ブレイズへスレードゲルミルが猛追をかけた。 胸部を抉るとらんとばかりに暴れ狂うドリルブーストナックルが耳障りな音をあげる。 「女アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」 「アンタのせいだ……アンタがレイについて話せば、こんなことにはあああああああああッ!!」 ガルムレイド・ブレイズは漸くドリルブーストナックルを振り払うがそこには悪夢のような光景があった。 スレードゲルミルだけでなく、ゴライオンまでもこちらへ向かっている。 奇しくも先ずはガルムレイド・ブレイズから始末しようと考えたのだろう。 ヴィレッタの頬を思わず冷や汗がつたう。これを危機と言わずになんと言えばいいか。 頭部の赤熱線・ブラッディレイやビームキャノン、ビームガトリングで応戦するが止められない。 依然として迫る危機の中、ヴィレッタは一つの案を捻り出す。 (こうなったらレイ・ザ・バレルのことをあのシン・アスカに……!) 幸い此処にはタスクは居ない。 自分がジョーカーであると露呈してもここで仕留めれば問題はないだろう。 そうすればノルマも達成出来、考えるための時間が延びる。 悪くはない考えだ。少なくとも仲間への裏切りよりか心が痛むことはない。 ジョーカーであることについての告白をシンは今更信じようとはしないかもしれない。 しかし、このままではいずれ撃破まではいかずとも今後の行動にも支障が出る。 とにかくこの状況を打破しなければ何も始まらない。 スレードゲルミルとゴライオンへの反撃を練りながら、ヴィレッタはガルムレイド・ブレイズの操縦桿を握った――。 「――知ってるか? 真打ちは遅れてやってくるのがお約束だってことをなぁ!!」 陽気な声が周囲一体に響く。 やがてやってきたものは衝撃ではなく轟音の群れだ。 それはヴィレッタの前方からではなく後方からやってきた。 言いようのない数のミサイルの大群にスレードゲルミルとゴライオンは停止を余儀なくさせる。 巨大なプロペラ・ユニットによる飛行でやってくるは赤い巨人。 最強と呼ばれしメカデウス、THE BIGの内一機、ビッグデュオ。 そしてそのパイロットはギャンブル好きな、陽気でどこか憎めない男。 「てめぇら! よってたかって姐さん苛めるとは……いい度胸してるぜ!!」 「タスク!?」 「アイサー! 遅れてすんません、姐さん」 タスクがビックデュオを強引にガルムレイド・ブレイズの前へ押し出す。 胸部からのガトリングミサイルの掃射は依然として続いている。 絶好の機会を失ったスレードゲルミルとゴライオンはミサイルをやり過ごすしかない。 スレードゲルミルは即座に斬艦刀を形成し、ゴライオンは円形のシールドを翳す。 しかしそれでもビックデュオのガトリングミサイルの威力は無視出来るものではなく、二機は除々に後退を余儀なくされる。 「助かったわ、タスク……それで、さっきの二機は?」 「たたき落としてやったっス! こうガツーンと一発って感じで。まあもう一方は見失っちまいましたけども……」 「そう、それは頼もしいことね」 確かに後方を確認しても機影は見当たらない。 ビックデュオの各部にはビーム痕を始め様々な損傷が見られるが、タスクの言うとおり無事切り抜けられたのだろう。 ヴィレッタは安堵するがそれはタスクの救援が間に合った事だけではない。 ジョーカーについての告白。それを行う必要がなくなった意味合いも含んでいた。 だが、このままで良いというわけでもない。 いつかは決めなければ、タスクとの間にもなんらかのトラブルが起こる可能性もある。 後回しにするのも今回で終わらせるべきだ。 「ちっ! さっきのヤツか! だが、このレーベン・ゲネラールの邪魔立てするヤツは容赦せん! 俺のエーデル准将への想いはこんなものではない!!」 そんな時、ゴライオンが更に上昇しビックデュオへ突撃する。 スレードゲルミルは何故か止まったままだがタスクの注意はゴライオンの方だけだ。 タスクと同じくヴィレッタも狙いをゴライオンに絞る。 今までは数の違いやレーベンの気迫に押されていたがやられるだけではない。 エアロゲイターの切り札ともいうべきSRXチームの隊長を、伊達や酔狂で務めているわけではない。 己の創造主、もう一人の自分というべき存在から預かった契約は、未だ終えていないのだから――。 既に目を通しておいたマニュアルに記載された一文が鮮明に蘇る。 そのコードは――イグニッション、点火を指し示すワード。 「リミッター解除――イグニッション! ヒオウ! ロウガ!」 緑色のカメラアイが発光した後、ガルムレイド・ブレイズが吹き荒れる灼熱を身にまとう。 自然界四つの力に次ぐエネルギーであるターミナス・エナジーはどこにも存在する。 故にそのターミナス・エナジーを動力とするターミナス・エンジンは言うなれば永久機関。 限界のない力が内部でまるで炎のように燃え盛る――灼熱の正体はそれだ。 そして胸部に存在する緑の丸状の部位の輝きはいっそう強くなった。 続けてガルムレイド・ブレイズの各部装甲が外れ、二機の小型機となる。 鳥類を模した方がヒオウ、残りの狼を模したものがロウガだ。 「ターゲットインサイト……! さぁ、いけ!」 一瞬の内にヴィレッタは演算計算を終え、ヒオウとロウガに指示を与える。 二機ともガルムレイド・ブレイズと同じく炎に包まれている。 彼らにもターミナス・エンジンの血は通っているのだから。 ヴィレッタの意思を受け、目前のゴライオンへ強襲。 ヒオウは後ろから周り、ロウガは愚直な程に正面からゴライオンへ駆けていく。 ヒオウは装備されたビームマシンガンを乱射し、レーベンの注意を引いている。 その隙を狙ってロウガが喰らいつき、振り払おうとしたゴライオンの左腕へ逆に噛みつく。 小型機といえどもその威力は侮れるものではなく、連続して鈍い音が響く。 「こ、こいつら! こしゃくな真似を!」 無事な方の腕でゴライオンはロウガを殴りつける。 堪らずロウガは吹き飛ばされ、ヒオウが両脚で受け止める。 ヒオウとロウガの二機ではゴライオンを喰いとめることは出来なかった。 しかし、時間は充分に稼げた。レーベンの新たな隙を誘うぐらいの時間は。 「しつこいヤツは嫌われる……ってね。いい大人のくせにさっきから見苦しいぜオッサン!!」 ヒオウ、ロウガと入れ違いの形でタスクの駆るビッグデュオがゴライオンへ向かう。 プロペラ・ユニットを前へ向け、ロケットエンジンによる噴射が更なる加速をもたらす。 そして両のプロペラ・ユニットからアームが顔を出し、その指が力強く掴む。 掴んだものはゴライオンの両肩だ。 急な接近に対応が遅れたゴライオンの両肩がギシギシと軋む そのパワーは強大。最強のメガデウス、THE BIGの名は伊達ではない。 「くっ、放せ! このクズが!!」 「聞こえねぇなぁ! それより気にならねぇか……俺とアンタの運、どっちが強いかをッ!!」 ゴライオンも右腕をビッグデュオの胸部に撃ちつけ、ファイヤートルネードを噴射させるがビッグデュオは離れない。 元々赤い躯体が更に赤みを帯びてもタスクは動じない。 これぐらいで臆するようであればとっくにヒリュウ改から降りている。 それにジガンスクードのような大型機に乗ってきたタスクにはお得意の戦法だ。 だが、ファイヤートルネードは確実にビッグデュオの装甲を、胸部を溶かしている。 コクピットが胸部に存在するビックデュオには決して楽観できない状況。 それでもタスクはゴライオンを掴むのをやめはしない。 幾ら攻撃を貰おうとも決定打をこちらが打てればいい。 我慢の果てに勝利の一瞬を掠め取っていく。 タスクはパイロットである以前に勝負師だ。 一か八かの状況。そこで勝利をもぎ取ってこそ勝負師たるもの。 たとえ分が悪かろうと勝負と名のつくものに負けるつもりはない。 離脱するどころか両目のアークラインを発射し、駄目押しの一撃を見舞う。 ゴライオンの顔半分が熱戦で焼かれ、思わず反り返った。 そして爆発が起きる。 「運だめしさせてもらったぜ、レーベン・ゲネラール! そんでもって結果はもちろん、タスク様の勝ちだぁッ!!」 遂にはビッグデュオがゴライオンの両方を握り潰すまでに至った。 爆発により、ゴライオンの躯体がビッグデュオから離れる。 辛うじて腕は繋がっているものの両肩からは黒煙が出ている。 決めるのであればここだ。タスクはトドメの一撃を見舞おうと再度ビックデュオの拳を振るう。 右腕をゴライオンに胸部へ、その圧倒的な力を持って動力系を潰す。 海上へ落ちゆくゴライオンにビッグデュオの腕が今まさに届こうとする。 「――フットミサイル!」 「なに!?」 そんな時、ゴライオンが両足のフットミサイルを発射する。 一発目の爆発によりビックデュオのアームユニットが焦げつき、 やや遅れ二発目が胸部にて炸裂し、爆炎が生まれる。 黒々とした煙を突き破り、ビッグデュオがその巨体を再び大空に晒す。 減速はしたものの、完全にビッグデュオの勢いを止めるには至っていない。 だが、レーベンの狙いはビッグデュオの撃破ではない。 至近距離での炸裂による爆風は当然ゴライオンの方にも及んだ。 吹き荒れた爆風をその身に受け、ゴライオンが加速。 その躯体は何処までも広がっていそうな、青い海を目指していた。 「タスク・シングウジ、そしてヴィレッタ……覚えておくがいい! キサマらは必ず俺が殺してやる!!」 ゴライオンは勢いを緩めることなく海中へ飛びこんだ。 さすがのレーベンも状況が不利だと悟ったのだろう。 ビッグデュオから貰った痛手の他に今までの損傷もある。 実に画に描いたような捨て台詞を残し、ゴライオンは離脱していく。 (そうだ……あのイスペイルという男も絶対に許さん! だが、ヤツは一体どうなって……) 殺すべき人間は未だ多い。 獅子の怒りは未だ収まりそうにはなかった。 【1日目 10 30】 【レーベン・ゲネラール 搭乗機体:ゴライオン(百獣王ゴライオン)】 パイロット状況:ブチギレ(戦化粧済み) 機体状況:頭部半壊、両肩破損、左腕にひび、右足一部破損、動力低下、十王剣(全体に傷あり) 現在位置:C-4 第一行動方針:ヴァン、タスク、ヴィレッタ、イスペイルは次こそ必ず殺す 第二行動方針:女、女、女、死ねええええええ! 第三行動方針:ジ・エーデル・ベルナルについての情報を集める 最終行動方針:エーデル准将と亡き友シュランの為戦う 備考:第59話 『黒の世界』にてシュラン死亡、レーベン生存状況からの参戦】 ◇ ◇ ◇ 一方イスペイルはというと―― 「ひ、酷い目にあった……」 波に流され、ようやく海の上まで上がってきていた。 ビッグデュオに叩き落とされた時に気絶していたため、自分がまたしてもループにより移動した事にも気づいていなかった。 【1日目 10 30】 【イスペイル 搭乗機体:ヴァルシオーネR(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)】 パイロット状況:疲労 機体状況:両腕に損傷 EN80% 現在位置:C-7 南端 第一行動方針:まずは生存する為にノルマ(ノーマル、アナザー、どちらでも可)を果たす 第二行動方針:出来れば乗り換える機体が欲しい 最終行動目標:自身の生還 備考:首輪の爆破解除条件(アナザー)に気付きました ◇ ◇ ◇ 「へっ、おとといきやがれってんだ! さぁ~て残りは……」 ビッグデュオの中でガッツポーズを取りながらタスクが周囲に目を回す。 ゴライオンを撃退したもののまだ全ては終わってはいない。 ウォーダン・ユミルの機体、スレードゲルミルという強敵が未だ残っているのだから。 だが、こちらには頼りになるヴィレッタも居る。 二人掛かりでいけばそれなりにやれることだろう。 だから今の戦闘で受けた損傷はそこまで気にしなくともいい――。 そう確信していた。 「貰ったぞ!」 「くっ、おまえは……!」 「姐さん!」 突如として海中から躍り出る機影が一つ。 ヤドカリのような形をしたそれにタスクは見覚えがあった。 ガンダムアシュタロンHC、MA形態がガルムレイド・ブレイズの真後ろを取った。 先程戦闘途中で補足出来なくなったがまさか追ってきていたとは。 戦闘不能に出来なかった自分を悔やみながらタスクは直ぐにビッグデュオを動かそうとする。 しかし、機敏な動きを得意としないビックデュオではどうしようもないタイムラグが発生する。 アシュタロンHCは、アナベル・ガトーにとってその時間は充分すぎた。 歴戦のパイロットであるヴィレッタの反応よりも早く、ガトーはアシュタロンHCを動かす。 ギカンティックシザースを開き、ガルムレイド・ブレイズの両腕を強烈な力で挟み、再び海中へ飛びこむ。 未だヒオウとロウガとの合体を終えていないガルムレイド・ブレイズは満足な状態ではない。 なすがままに海中に引き込まれ、あっという間にタスクの視界から消えてしまう。 「ちっ! なんてこった……今すぐいくぜ、姐さ――ぐ、ぐわぁ!!」 救援に行こうとするビッグデュオに衝撃が走る。 それがやってきた方角からして原因は一つしかない。 再び反転させた視界の先には、丁度今しがた撃ち放ったドリルを手に戻した機体の姿がある。 そいつが何者であるか今更確認するまでもない。 「どけよ! 俺はあの女に用があるんだ……!」 「悪りぃけど絶対にノゥだ。というかドリルブーストナックルなんて軽々しく撃つんじゃねぇ! ちょいと寿命が縮んだじゃねぇか!!」 「知るかよそんなこと! 戦ってるんだ……相手のことまでなんて……!」 どこかふざけたような調子で抗議するタスクにシンは僅かながら動揺するが退くわけにはいかない。 たった今海へ消えていったヴィレッタという女は確かにレイを知っていた。 レイとの合流へ近づくにはあの女の情報を手に入れないわけにはいかないためだ。 やがて少なからず感じた戸惑いをシンは言葉にする。 「だいたいなんでお前はそこまで……もうその機体だってボロボロじゃないかよ! 邪魔しなればお前に用はないんだ。だからそこをどけぇ! そうじゃないと俺は……俺はこの斬艦刀でお前を……!」 迷いが自身の負けに繋がることは重々承知だ。 それでも迷ってしまう自分をシンは確かに認識する。 ドモンやジャミルとの出会いが関係しているのかもしれない。 しかし、あまり時間を喰っていてはヴィレッタを見逃してしまう。 レイの情報を優先するのであれば全力でタスクを斃せばいいだけだ。 そう、先程の戦闘によりビッグデュオの損傷は決して軽くはなく、特に胸部のそれは重いものに見える。 斃そうと思えば簡単に斃せるはずだ。ドリルを背部へ戻し、シンはスレードゲルミルを構えさせる。 両腕に握られた一本の太刀、斬戦刀を上段の構えでビッグデュオへ翳す。 なんとしてでもここは突破する。 ただそれだけを考え、シンはビックデュオを睨む。 「はっ! このタスク様も舐められたもんだ……あいにくだが斬艦刀には慣れてんだ! それもお前よりもっとおっかねぇ人達の斬艦刀だ! 伊達に盾の役目をしてるわけじゃねんだッ!!」 だが、タスクは動じない。 勝負師故の負けず嫌いという理由もある。 斬戦刀といえど振るう人物がゼンガーのような男でなければそこまで怖くはないのも理由の一つだ。 それに何よりもシンと同じくタスクにも退けない理由があるのだから。 「ヴィレッタ姐さんはやらせねぇ……! 姐さんを追うなら俺が相手になってやらぁ!」 仲間の一人も守れないようじゃ……惚れた女なんか守れやしねぇぜッ!! 浮かんだ顔は金髪のどこか意地っ張りな女。 自分が惚れた女の顔を一度も忘れたことはなかった。 今は傍に居ない彼女だが放すつもりは毛頭ない。 だからこそタスクはシンを此処で喰いとめようと考えている。 斬戦刀の刀身がたとえどれほど大きく見えようとも、タスクはビッグデュオを退かせるつもりはない。 そんなタスクの様子をシンは心底憎らしく感じている。 抵抗しなければやられないのに――だが、やらなければならない。 自分は何としてでもレイと合流しなければならないのだから。 「くそ、くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」 シンが発した叫びはどこか悲しげなものだ。 結局は変わらない。フリーダムを斃した後も変わらない。 戦うだけしか出来ない自分への悔やみなのだろうかはわからない。 ただシンは全てを振り払うかのようにスレードゲルミルに怒りを込める。 翳していた斬艦刀の刀身を横に向け、スレードゲルミルが一迅の風となってビッグデュオへ向かう。 それは風と呼ぶにはあまりに圧倒的な暴力の塊でしかない。 ガトリングミサイルの発射口を開き、応戦するビッグデュオ。 「勝つか負けるか二つに一つ! タスク・シングウジ、この勝負勝たせてもらうぜッ!!」 ガトリングミサイルの渦をスレードゲルミルが突撃。 機体の各部でミサイルが爆ぜ、衝撃が襲うがスレードゲルミルは止まらない。 やがて斬戦刀を振り切り、ビックデュオの横を追いぬいていく。 轟音が響くと同時にシンは確かに己が振るった斬戦刀に手ごたえを感じた。 断ち切ったものはビックデュオの右腕。 もはや巨大な鉄の塊でしかなくなった右腕が海中へ落ちる。 それは右腕を失い、不安定ながらもなんとか飛行し続けるビッグデュオがスレードゲルミルへ向き直った時と同じ瞬間。 ガトリングミサイルによる損傷が至る所に見られるスレードゲルミルを無傷とは言い難く、痛み分けといったところだ。 しかし、結果的にスレードゲルミルはビッグデュオを突破することになった。 スレードゲルミルに、シンにヴィレッタを追わせるわけにはいかない。 右腕がなくともまだ左腕がある。 そのあまりの威力故に未だ使用していないメガトンミサイルだって健在だ。 だからまだ――戦える。タスクはビッグデュオの腕を突き出し、スレードゲルミルを捉えようとする。 「ちっ! ドジった! だが、まだまだこれからってコト見せてやらああああああああ――」 だが、その腕が掴んだものはあまりにも心許ない空虚のみだった。